上図は、相穴熊の将棋で、先手が▲8五桂と9七の桂が8五の歩を取って逃げた局面。 ソフトの評価値-617で後手優勢。
後手が少しおもしろいかと思っていましたが、9三の香車を取られると駒損になるので、それまでに何か手を作りたいところです。
以下△8七龍▲9三桂不成△8一龍▲同桂成で、ソフトの評価値-368で後手有利。
本譜は、お互いに龍が消えたのですが、後手の働いていた龍が消えて、さらに駒損になったので、あまり良くなかったです。

△8七龍では△5三香の方が良かったようです。ソフトの評価値-453で後手有利。次の狙いは△5八香成です。▲5九歩と受けても△5八歩で受けになっていません。
▲5六歩と受けて△同香なら▲5七歩はありますが、そこで△5八歩です。ソフトの評価値-749で後手優勢。

これは、次に△6八龍から△5九歩成で、と金と作る狙いです。
この瞬間、後手は歩切れで、△6八龍から△5九歩成と手数がかかるのですが、先手は9三の香取っても持ち駒の歩が1枚と少なく、細かい攻めがしにくいので、△5九歩成の展開を楽しみに辛抱すべきでした。