角換り腰掛銀で4筋から逆襲


上図は、角換り腰掛銀から▲4五歩と仕掛けた局面。ソフトの評価値-22で互角。

▲4五歩は自然な手ですが、次の△4一飛をうっかりしていました。

受ける方は普通の手ですが、攻める方からすると、うっかりしやすいです。

以下▲4四歩△同銀▲4六歩△5五銀左▲同銀△同銀▲2四歩△同歩▲6三銀△4六銀と一直線の激しい展開になりました。

これは1局の将棋ですが、後手から△5五銀左とぶつけてくる筋は、以下、後手の飛が成れる可能性が高い展開なので、先手も駒得になっても大変です。

▲4五歩でなく▲8八玉では、△6五歩と先に攻められて、先手おもしろくありません。

後で色々と考えたのですが、▲4五歩と仕掛ける数手前の▲4七金がいまいちだったかもしれません。

▲4七金は5八から上がった手で、よくある形ですが、後手の△6二金と△8一飛の組み合わせが良くて、いつでも△4一飛と受けに回れるのが大きいです。

数手前の局面で▲4七金とせず、▲2六角はあったかもしれません。この手は、最近では全くと言っていいほど見ない手ですが、次に▲4五歩や▲4八飛などが狙いです。 

ただし、狙いが少し単純なのと、早く角を手放しているので、少し損かもしれないですが、▲5八金の形を活かすなら、3七の地点も守っている意味です。

このように考えると、金は5八でなく4八がバランスがいい形というのが、少し理解できた1局でした。