上図は、角換り腰掛銀で後手が△6三金と上がった局面。ソフトの評価値+34で互角。
後手が6筋の位を取ったときに、先手が▲6六歩で反発せず、じっくりした駒組みとなりました。
ここから▲4五桂△2二銀▲2四歩△同歩▲同飛△2三歩▲3四飛の展開は、▲6八玉の形では、さすがに単調すぎました。ソフトの評価値-54で互角。
ソフトの評価値は-54ですが、先手の玉が飛車に弱い形で、飛車を渡しては、実戦的には先手厳しそうです。

▲4五桂では▲7九玉の方がよかったです。
以下△7三桂▲4五桂△2二銀▲3五歩
▲3五歩を入れていると、△同歩だと▲2四歩△同歩▲同飛△2三歩▲3四飛△4四歩に▲3三歩が打てる意味です。
これはこれで難しいのですが、桂の交換になれば、まずまずかと思われます。
よって、▲3五歩に△4四歩で、以下▲3四歩△4五歩▲同歩で、ソフトの評価値+61で互角。

この局面をどう見るかですが、先手は桂損ですが、後手は△2二銀の壁銀になってます。先手に▲3四歩があるので、△3三銀と上がる形になりません。
後手の次の一手が難しいですが、△4三銀だと▲6六歩△同歩▲6五歩です。また、△4三金なら、▲2四歩△同歩▲2三歩△同銀▲2二歩です。
△8四桂なら▲4四歩で圧力をかける感じです。
できるだけ、単調な一直線な将棋にしてはいけないと分かった1局でした。