上図は、相掛かりの将棋がら後手が△2八角と打った局面。ソフトの評価値+503で先手有利。
ソフトでは先手有利となっていますが、対局時は▲1九香が取られる形になっており、後手の△6五桂も急所にいるので、先手忙しいと思っていました。
本譜は以下、▲8六歩△8四飛▲7二角でソフトの評価値+52で互角。

指し手を急いだのか、形勢が互角に下がりました。以下、△1九角成▲8三角成△同飛▲7二歩成△7五歩で、ソフトの評価値-116で互角。
△7五歩は▲同飛なら、△5七桂成▲同玉△8四角が狙いです。
局面の大局観が良くないと、指し手にもそれが出るようです。

▲7二角では▲7七桂が良かったようです。▲7七桂は、後手の働いている△6五桂を盤面から無くして、桂を持ち駒にする狙いです。
以下、△同桂成▲同銀△1九角成▲8六飛△同飛▲同歩△8一香▲6五角で、ソフトの評価値+555で先手有利。
△8一香は、先手の▲8一飛を事前に受けた手ですが、▲6五角で、次に▲4四桂と▲8三角成△同香▲8二飛の狙いです。
先手は、飛車交換の展開に持ち込み、後手の△2二銀と△8三銀の形が悪いのを、咎めるような指し手が良かったようです。
大局観を良くして、指し手に生かせるように、なりたいものです。