上図は、相穴熊で後手の△6五銀に▲同銀△同歩と銀交換をした局面。ソフトの評価値+449で先手有利。
銀交換すると、このような局面がよく出るのですが、ソフトは+449で先手有利とは、少し驚きました。
本譜は以下、▲8六角△5二金左▲5五歩△8五銀で、ソフトの評価値+219で互角。

▲8六角から▲5三角成を狙うのは、普通かと思っていたのですが、ソフトはあまりいい感触ではないようです。
△8五銀が単独の銀なので、打ちにくいかと思っていたのですが、△4五歩から△5五角と出て、△7六銀という形になれば、穴熊もいやな形です。
本譜は以下、▲7五角△4五歩▲2四歩△同歩▲5四歩から、飛車と角の交換で、先手有利となりましたが、飛車と角の交換を避けるような指し手であれば、互角だったようです。

▲8六角では、▲3六歩の方が良かったようです。ソフトの評価値+457で先手有利。
このタイミングでの▲3六歩は、気づきませんでした。
▲3六歩に△7一金なら、▲2四歩△同歩▲3五歩で、△同歩なら▲3四銀△2二角▲2四飛。
▲2四歩に△同角なら、▲2五銀で先手有利です。
また▲3六歩に△6六歩なら、▲同角△6五銀▲7五角△5二金左▲2四歩△同歩▲3五歩△4五歩のような感じです。
これは、後手の角が先手の玉を狙っているので、怖い形ではありますが、まだ後手の攻めが細いので、これをしのげば、先手有利が拡大されます。
▲8六角と出たときに、△8五銀はあるというのと、▲3六歩は、何気に次に▲3五歩を狙っていると、分かった1局でした。