上図は、先後逆で相振り飛車の終盤戦で、△7九飛に▲4九香と打った局面。ソフトの評価値-50で互角。
仕掛けの局面から、ずっと形勢が良くないと思っていたせいか、この局面もまだ、後手が良くないと思っていました。
本譜は以下、△5七成桂▲同金△4八銀▲6四角△6三金で、ソフトの評価値+862で先手優勢。

△4八銀に▲同香なら△1九飛成▲同玉△1八金ですが、当然、銀は取らずに、▲6四角で▲5三角成を防ぐ△6三金では、だいぶ後手が損をしました。
以下、▲8六角△4九銀不成となりましたが、後手が勝てない流れになりました。
終盤の勝負所でミスをすると、形勢が大きく傾きます。

△5七成桂では、△5八銀が良かったようです。
以下▲6四角なら、△4七銀成が△3八成銀からの詰めろになっています。これは後手がいいので、△5八銀には▲4八金打とするのですが、そこで△6三金打で、ソフトの評価値+54で互角。
この局面もまだ難しいのですが、後手の楽しみは、△8九飛成から△2四桂の筋で、△1六桂や△3六桂を狙います。それを防いで、▲2五銀と受けに使わせれば、後手玉がまだ安全になります。
後手は、△5八銀で▲4八金打と金を1枚使わせて、後手玉が少し緩和されてから、△6三金と受けに回る指し方が大事だと分かった1局でした。