居飛車穴熊で金銀交換

上図は、先後逆の局面で、先手中飛車後手居飛車から、お互いに穴熊に組んで、先手が▲4七金と上がった局面。ソフトの評価値+73で互角。

先手が、▲3四歩と攻めの拠点を作っていますが、後手の穴熊も固くまだこれからの戦いです。

実戦は、次の一手の方針がなかなか決まらず、悩みました。

本譜は以下、△8六歩▲同歩△8二飛▲7七角△3三歩で、ソフトの評価値+191で互角。

後手の△3三歩は、先手の攻めの拠点を清算する意味ですが、その前に8筋を突き捨てたのは、先手に1歩渡して攻めの幅が広がるので、余計だったかもしれません。

ただ、戦いを起こす前に飛車先の歩を突き捨てるのは、よくある筋なので、何とも言えません。

8筋を突き捨てる前に、△1五歩と様子を見る手から、3筋を清算する指し方もあったようです。

△1五歩は、先手から1筋を逆襲される筋もあるかと思って指さなかったのですが、お互いに1筋を突き合っている形ではないので、考えすぎでした。

本譜は以下、▲3八飛△3四歩▲同銀△同金▲同飛△8八歩▲5四歩で、ソフトの評価値-39で互角。

対局中は、この展開は先に攻められて、おもしろくなかったかなと思っていたのですが、いい勝負だったようです。

攻めの銀と守りの金の交換で、先手が▲5四歩で角が働く展開も、後手は△8九歩成で桂馬をとって、どこかで△3五桂と打つ狙いです。

後手が攻められているので、もう少し辛抱する展開になりますが、このくらいなら受けに回って勝負と、自信をもって指すべきでした。

必要以上に楽観するのは良くないですが、逆に悲観的になりすぎるのも良くないと分かった1局でした。