相掛かりで桂の頭を狙う

上図は、相掛かりの将棋で、後手が△7六飛と横歩をとった局面。ソフトの評価値+341で先手有利。

この局面が、すでに先手有利という評価が少し驚きました。

本譜は以下、▲2五飛△3四歩▲2四歩△8八角成▲同銀△3三桂▲8五飛△8三歩で、ソフトの評価値-225で互角。

相掛かりの将棋では、中段飛車から垂れ歩の筋は、あまり評価していないようです。

中段飛車が使いづらく、垂れ歩も受けられて大したことなく、持ち歩が少なくなっているからと思われます。

また、垂れ歩をすることで、逆に後手の飛車が2筋に回られると、飛車成が受けづらくなりそうです。

駒の使い方が、少し重たいみたいです。

▲2五飛では、▲8二歩が良かったようです。

▲8二歩は桂取りの狙いなので、△9三桂の一手です。

▲8二歩△9三桂▲8一歩成△同銀▲8四飛△8二歩▲9五歩で、ソフトの評価値+192で互角。

▲8一歩成から▲8四飛の手順と、最後の▲9五歩が浮かびませんでした。

▲9四飛と歩を取るのでなく、▲9五歩と後手の桂を狙うのが筋みたいです。

ソフトの評価値+192の互角になっており、当初の評価値+341先手有利から下がっていますが、当初の評価値ほ、ほぼ互角に近い評価だったと思われます。

この局面をどう見るかですが、先手は2歩損していますが、後手の桂を攻めて狙いは分かりやすいです。

後手が△9五同歩なら▲9四歩です。

ほっとけば、▲9四歩△9八歩▲同香△9七歩▲同角で、先手指せそうです。

後手からは、△2七歩や△2八歩など暴れてきますが、後手の△8一銀の形も崩れているので、いい勝負かと思います。

手の流れとしては、後手の桂を狙うというのが分かった1局でした。