対右玉の厚みへの対抗

上図は、角換りから後手が右玉に構えてから、6筋の歩を交換して△6五桂▲6六銀左△6四銀左と出た局面。ソフトの評価値+312で先手有利。

ここでの次の一手がさっぱり浮かばず、▲4八角と打ちました。狙いは、▲6五銀△同銀▲6六歩ですが、あまり良くなかったです。

本譜は、▲4八角△5五歩▲同歩△5七歩で、ソフトの評価値-19で互角。

あっさりと5筋突き捨てて△5七歩を叩かれると、先手の角が使いづらいです。

以下、▲6八金右△4五歩から、いいところなかったです。先手の角が、全く働かない展開になりました。

▲4八角では、▲6九飛の方が良かったです。ソフトの評価値+312で先手有利。

これは次に、▲6五銀△同銀▲6六歩で駒得する狙いです。

ここから後手が動く手で、△3五歩が気になります。

△3五歩▲同歩△3六歩▲6五銀△同銀▲7七桂で、ソフトの評価値+305で先手有利。後手が歩切れになった瞬間に、▲6五銀から▲7七桂が機敏です。

▲6九飛に別の手で、△5五歩も少し気になります。

△5五歩▲同歩△5六歩▲同銀△6六角▲同飛△5七銀で、ソフトの評価値+600で先手有利。

この変化は、先手玉の近くで戦いが起きているので、油断できませんが、強く勝負に出ます。

△5七銀以下、▲6五飛△5八銀成▲6四飛△同銀▲5四角△6三金打▲3二角成で、ソフトの評価値+630で先手有利。

玉の守りが先手は金と銀の計2枚に対して、後手は金1枚と銀2枚の計3枚で後手が固いですが、先手の桂得で後手歩切れです。

先手は、攻めは▲6五歩から▲6四桂の筋で、受けは▲6七金打のような感じです。

実戦的には、先手有利という感じまではしませんが、こういう流れの将棋もあると分かった1局でした。