定跡からの変化手順

上図は、横歩取り△3三角戦法に先手が青野流で、後手が△7六飛と横歩を取った局面。ソフトの評価値+251で互角。

この手では、△5二玉と上がるのが多く、△7六飛はほとんど指されないです。

△7六飛だと先手有利になる変化があったと思っていたのですが、思い出せませんでした。

本譜は以下、▲7七角△8二歩▲3七桂で、ソフトの評価値+190で互角。

これは、△7六飛を咎めにいった手ではなく、普通の手で1局の将棋です。

▲7七角では、▲3三角成△同桂▲8五角があります。ソフトの評価値-2で互角。

咎めにいくとすれば、この手順しか浮かびません。

▲8五角に△3六飛は、▲6三角成で先手有利です。ソフトの評価値+350で先手有利。

この手順は、後手が△5二玉と上がっていないために、▲6三角成が生じたので、後手まずいです。

▲8五角以下、△8六飛▲8七歩△8五飛▲同飛△6四角で、ソフトの評価値-9で互角。

この局面をどう見るかですが、先手の飛車と角の交換で駒得です。

しかし、後手から△1九角成があるので、普通は▲2八歩と受けるのですが、そこで△2七歩があります。▲同歩は、△1九角成なので▲3八金と受けると、△5五角打があります。ソフトの評価値-107で互角。

この展開は、先手大変だと思います。

△6四角には▲2三歩で、△同銀なら▲2一飛△6二玉▲6五飛△5五角打▲2四歩△1四銀▲1一飛成△1九角成で、ソフトの評価値+202で互角。

手順の△5五角打で△1九角成は、▲6一飛成△同玉▲6三飛成以下詰み。

この進行が、△7六飛を咎めにいった手順かはわかりませんが、先手の龍が働いているので、まずまずだと思います。

横歩取りの変化手順が、勉強になった1局でした。