仕掛けでの飛車の位置

上図は、先手左美濃から右四間飛車に対して、後手が雁木に組んだ局面。ソフトの評価値+181で互角。

先手は、居角で角筋が通っているので攻める形ですが、この形から攻めるかもう一手待ってから攻めるか迷いました。

本譜は、一手待ってからの仕掛けで以下、▲4九飛△3一玉▲4五歩△同歩▲3三角成△同桂▲4五桂△同桂▲同銀△4四歩で、ソフトの評価値-19で互角。

▲4九飛と△3一玉の交換をしてから仕掛けたのですが、ここで▲5六銀と引くようでは攻めが少し止まるので、▲6五桂と打って銀が逃げたら▲4四銀と出たいのですが、▲6五桂には△3八角があって結構大変です。

△3八角があるのなら、先手は▲4九飛と引かない形の方が良さそうです。

先手の▲4九飛では、▲4五歩と仕掛けた方が良かったようです。

▲4五歩△同歩▲3三角成△同桂▲4五桂△同桂▲同銀△4四歩で、ソフトの評価値+188で互角。

先手の飛車と後手の玉の位置が違うだけですが、この形は前の変化より先手がいいようです。

以下、▲6五桂△4五歩▲5三桂成△同金▲7一角△5二飛▲6一銀△5一飛▲4五飛で、+230で互角。

先手が攻めているとはいえ、先に桂損しているので簡単には有利にならないようです。

しかし、飛車が捌けている形で、先手玉が固いのでまずまずだと思います。

後手に桂馬を渡しているので、どこかで△6四桂と△8四桂で△7六桂を見せられる筋が怖いですが、平手の将棋なので簡単ではなさそうです。

ただ仕掛けの局面で飛車を引いて1手待つより、先に攻めた方がいい形もあると分かった1局でした。