△4五桂の受け方

上図は、横歩取り△4五角戦法からの急戦で、後手が△4五桂と跳ねた局面。ソフトの評価値+638で先手有利。

△4五桂では△5四香の方が多いのですが、このタイミングでの△4五桂の対応に少し悩みました。

とりあえず▲5七の地点を守らないといけないですが、本譜は以下、▲6六角△5四香▲5六歩△5七銀で、ソフトの評価値+12で互角。

▲1一馬を間接的に遠くから受けに効かせて、▲6六角と厚く受けたつもりですが、△5七銀が入ると結構大変なようです。

まだ互角なので、正確に指せればいいのですが、後手の△5四香と△4五桂と△5七銀が先手玉に迫って、さらに持ち駒に飛車があれば、受ける方は神経を使います。

1手受け損なえば、すぐに終了形になりそうな感じです。

やはり1段玉に上から迫られると、大変みたいです。

先手の▲6六角では、▲6八玉があったようです。

▲6八玉△5四香▲5六歩△5七飛▲4六飛で、ソフトの評価値+749で先手有利。

手順の▲5六歩に△同香なら▲5八歩です。

▲4六飛が実戦で打てるかどうかは微妙ですが、受けるならこれしかありません。

▲4六飛で▲6六馬は△4七飛成があります。

▲4六飛以下、△5六飛成▲同飛△同香▲5八歩です。

まだ大変とはいえ、2段玉になれば1段玉より受けやすい感じがします。

横歩取りは激しい変化が多く、あまり知らない形の手を指されると、とっさの対応が難しいですが、受け方が勉強になった1局でした。