上図は、角換り腰掛銀から先手が▲4八金型に対して、後手が△6五歩と位をとって、△4三金右と固めた局面。ソフトの評価値+116で互角。
後手は、△6五歩と位を取った形なので、△6四角から △7四歩から△7三桂が一つの理想形です。
どちらかと言えば、カウンター狙いとも言えそうです。
本譜は以下、▲4五歩△同歩▲同桂△4二銀▲2四歩△同歩▲1五歩△同歩▲1三歩△同香▲2四飛で、ソフトの評価値-132で互角。

先手は▲4五桂と跳ねた形は、▲5六銀があまり攻めに活用できていない展開なので、評価値が少し低いのかもしれません。
△2三歩や△4六角から△4四歩で、先手の桂を狙う形です。
後手も守りがしっかりしているので、攻めを継続するのは、大変そうです。
先手の▲4五歩では、▲8八玉があったようです。以下、△6四角なら▲4五歩で、ソフトの評価値+73で互角。

先手の玉が▲8八玉と入城して、△6四角と打ったときに▲4五歩と仕掛ける形です。
後手の△8一桂が攻めに使えていない形なので、先手は▲8八玉としてまずまずかと思います。
▲4五歩以下、△4五同歩▲同銀△同銀▲同桂△4四銀▲2四歩△同歩▲7五銀△5五角▲5六歩で、ソフトの評価値+368で先手有利。
後手の△4五同歩に▲同銀と銀で進みます。
銀交換してから▲7五銀と打てば、以下、後手の角が取られる形になります。
これは少しうまく行った例ですが、狙いを持って指すのは、方針が決めやすいです。
▲4五銀から銀交換をする指し方が、参考になった1局でした。