上図は、角換りで後手が△2二銀と△3三金とやや変則的な構えで対抗して、△4一飛と回った局面。ソフトの評価値+248で互角。
後手 の△2二銀と△3三金がやや壁になっているので、先手がやや指しやすいかと思っていたのですが、本譜の進行はあまり良くなかったようです。
本譜は以下、▲4七金△5四銀▲3七桂△4三金で、ソフトの評価値+112で互角。

先手は▲4七金として攻める形に厚みを作ったつもりですが、かえって仕掛けづらい形になったかもしれないです。
後手も△4三金から△3三銀として対抗することになり、先手悪いわけではなさそうですが、攻める形の後の方針が難しそうです。
玉の整備は、▲8八玉はあるもののその後▲6七銀と引くくらいで、あまり進展性のない局面になりそうです。
▲4七金では、▲8八玉△5二金▲3七桂の方が手が広かったようです。ソフトの評価値+232で互角。

先手は▲5八金の動きを保留して、場合によっては▲6八金右と玉側に使う可能性も残します。
後手の陣形を見て、▲9八香から▲9九玉の穴熊の含みも残します。
穴熊が完成すると、▲4五歩からの多少無理っぽい攻めもできる可能性が広がるので、後手もそれまでに動いてくる可能性がありますが、元々攻めの陣形でないので、先手も十分に対応できるかと思います。
▲4七金と上がると、手詰まりになる可能性があると分かった1局でした。