上図は、先後逆で先手雁木で、後手右四間飛車から6筋を攻めて先手が▲5五角と打った局面。ソフトの評価値-621で後手有利。
対局中も少し指せているのかと思っていましたが、後の攻め方が少し重たかったようです。
本譜は以下、△6六歩▲5六銀左△7六銀で、ソフトの評価値-242で互角。

決して悪い進行ではなさそうですが、先手は▲6八歩と下から受けられると、先手の陣形は意外としっかりしていて、▲4四角や▲9一角成などもあり、まだ難しい将棋です。
△6四桂と打つ筋はありますが、△5六桂と銀をとっても、▲5六同銀で先手はしっかりしています。
△6六歩と打つ手では、△6六桂と打った方が良かったようです。ソフトの評価値-599で後手有利。

△6六桂は両取りなので、金駒と桂馬の交換で駒得の展開になります。
△6六桂に対して▲9一角成なら、△7八桂成▲同銀△7六銀▲6四香△6三歩▲7七歩△6五銀で、ソフトの評価値-640で後手有利。
手順の▲6四香で▲6七歩なら、△8八金▲7九香△7八金▲同香△6七銀成で、ソフトの評価値-1594で後手優勢。
後手は▲9一角成と香車を取られても、後手玉にはあまり響かない形です。
▲6四香と後手の飛車先を止める手がありますが、歩があれば△6三歩で受かります。
△6六桂に対して▲7三角成なら、△7八桂成▲同銀△8八角▲6二馬△同金▲6四飛△9五角が△7九金の詰めろで、ソフトの評価値-1519で後手優勢。
駒得して先手玉に迫る形になれば、自然に後手優勢になりそうです。
駒得を図る両取りの△6六桂が参考になった1局でした。