攻めの継続手


上図は、後手が右四間飛車から攻めている局面。ソフトの評価値-704で後手優勢。

後手の△7六銀と△7五桂が働いており、持ち駒に角もあるので、後手十分ですが、ここからの指し手はまずかったです。

本譜は以下、△3三銀▲4五歩△5四歩▲6六角△6四飛▲6七歩で、ソフトの評価値-533で後手有利。

後手有利となっていますが、実戦感覚では▲6七歩と受けられた形は、ちょっと後手が攻めあぐねているような感じがします。

ここから気持ちを切り替えて攻めを考えるのは、短い時間では大変です。

△3三銀では△6七歩成▲同桂△8七桂成の方が良かったです。ソフトの評価値-684で後手有利。

手順に後手の△7五桂が△8七桂成と進んで、駒が前進しています。

次は△7八成桂から△8七角の筋があるので、▲6八金左と逃げます。

▲6八金左△8六角▲7八歩△4三金で、ソフトの評価値-1130で後手優勢。

△8六角と一枚効かせて次に△7七成桂を狙います。

先手は▲7八歩と受けますが、後手は△4三金と▲4四角を防ぎます。

△4三金に▲6三歩成△同飛▲9一角成なら、△5四歩で▲5五桂を防いで次に△6六歩を狙います。

△4三金に▲4五歩なら、△5四歩▲4四歩△5五歩▲4三歩成△5六歩で後手玉も怖いところはありますが、攻め合い勝ちができそうです。

自玉が安全で相手玉を攻略するというのは、平手の将棋ではよほど大差がない限りないので、どこかで踏み込むことが大切のようです。

歩を成ってからの指し方が参考になった1局でした。