横歩取り青野流の△4五桂

上図は、横歩取り青野流から後手が△2六歩に▲3八銀からの進展で、▲2三歩△同金に▲8四飛と回った局面。ソフトの評価値-43で互角。

後手は△2六歩と打ってから▲3八銀と受けさせて△5五角と打つ手と、単に△5五角と打つ手がありますが、前者からの進行です。

本譜は以下△4五桂で、ソフトの評価値-29で互角。

対局中はどこかで▲6六歩と突いて▲6七角と打ってから、▲7六角と▲2三角成を狙う展開をイメージしていたのですが、ここで▲6六歩と突いても△同角で、△5七角成や△5七桂成や△8四角があるので成立しません。

どこで手順が違ったのかと思っていたのですが、△4五桂で△8二歩と受けたのなら、▲6六歩という形でした。

▲6六歩に△同角なら、▲8七飛で▲7七角成を防ぎます。

後手の角が△6六角の形では、△1九角成とはできませんので、これは後手失敗です。

▲6六歩に△1九角成なら▲6七角で、ソフトの評価値+484で先手有利。

▲6六歩には△4五桂で、ここで▲6七角は△6六角で、ソフトの評価値-402で後手有利なので、△4五桂には▲8五飛△1九角成▲6七角で、ソフトの評価値+132で互角。

この戦型の▲6七角は、ちょっとした形の違いで形勢に大きく影響しそうです。

最初に戻って、先手の▲8四飛に後手が△8二歩と受ければ、▲6六歩と突く形ですが、▲8四飛に△4五桂となれば、△7七角成を防いで▲6八銀と上がる形になりそうです。

以下、後手は攻め合いなら△3七歩で、受けに回るなら△8二歩みたいです。

後手が△8二歩と受けないで、△4五桂と指す形があるのを知った1局でした。