上図は、後手角換り四間飛車で後手が△1三角から△3五歩▲同歩△同角▲3六歩に△4六歩と突いた局面。ソフトの評価値+417で先手有利。
後手が持ち時間の1/4位考えたので、△6二角と引かずに△4六歩かなと思っていましたが、その展開になりました。
切れ負け将棋で、長考してほとんど考えなかった手を指すのは、後の展開に活きればいいですが、△6二角と△4六歩では後の進行が全く別の将棋になるので△4六歩だという感じです。
評価値は先手有利とありますが、対局時は互角だと思っていました。
むしろ後手だけに捌かれる展開なので、少しやっかいだという感じです。
本譜は以下、▲4六同歩△同角▲同銀△同飛▲2四歩△同歩▲3二角△4九飛成▲2一角成△9五歩で、ソフトの評価値-177で互角。

この展開は、角桂と銀の交換で先手駒得も後手だけ飛車が成って△9五歩と嫌なところに手を作っているので、互角とはいえ後手の方が気持ちよく指している感じがします。
以下▲7九桂△9六歩▲同香の展開ならまだまだの展開だったのですが、▲1一馬としたため、△9六歩▲6九香△1九龍▲2九歩△9二香打で、ソフトの評価値-704で後手有利となりました。
▲4六同銀と角を取る手では、▲4三歩があったようです。ソフトの評価値+458で先手有利。

▲4三歩は全く見えませんでした。
△4三同飛なら▲4八飛△4五歩▲同桂△3七角成▲3三桂成△4八飛成▲同銀△同馬▲6一銀で、ソフトの評価値+573で先手有利。
△3七角成なら▲4二歩成△2八馬▲4一角△4二銀▲2二飛△4九飛▲5二角成で、ソフトの評価値+150で互角。
△3七角成で実戦的にはまだ大変ですが、先手は飛車が捌けた展開なので、本譜より面白い感じがします。
大駒を取る前の叩きの▲4三歩が参考になった1局でした。