上図は、先手居飛車後手振り飛車の対抗形からの進展で、先手が▲2四飛と歩を取った手に後手が△8五歩と突いた局面。ソフトの評価値-284で互角。
△8五歩では△5七歩や△5六歩や△4五桂や△5八銀を予想していたので、全く考えてなかったです。
△8五歩は取っても取らなくても、先手からみれば厳しい手です。
このあたりは少し楽観気味でした。
本譜は以下、▲5八歩△8六歩だったのですが、△8六歩では△5七歩もあったようです。ソフトの評価値-567で後手有利。

▲5八歩は後手の龍の効きを受けたつもりだったのですが、△5七歩であまり効果はなかったようです。
▲5七同歩だと1歩得しただけで、後手の龍が横に効いています。
▲5七同金だと手順に△4五桂で、ソフトの評価値-588で後手有利。
どちらの展開もあまり先手が面白くなさそうです。
先手の▲5八歩では▲2二飛成があったようです。
▲2二飛成△8六歩▲同角△8七歩▲同玉△8五銀▲8四歩で、ソフトの評価値-99で互角。

後手の龍の効きを受けずに指す感覚は、全く浮かびませんでした。
先手玉は3段目まで上がって後手が手厚く指しているので、結構危ないのですが、▲8四歩と垂らして銀が入れば▲8三銀と見せる展開です。
以下、△8六銀▲同玉△8五歩▲9七玉△6二金引で、ソフトの評価値-15で互角。
評価値は互角となっていますが、実戦的には先手が勝ちづらい感じがします。
人間の見た目の先手玉の危険度とソフトの読みの違いかもしれません。
このような感覚をつかむのが結構大変ですが、将棋は自陣を安全にばかり指すことは難しいです。
3段玉でも踏み込んで指すのが大事と分かった1局でした。