△7六歩から△5四角の対策

上図は、横歩取り青野流からゆっくりとした展開で後手が△7五歩と突いた局面。ソフトの評価値-74で互角。

この戦型では桂馬の頭を狙うのがよくある筋です。

△7五歩に▲6六角は、△2四飛▲2五歩△同桂▲同桂△同飛で先手失敗です。

本譜は以下、▲7五同歩△5四角と進んだのですが、▲7五同歩に△7六歩▲同飛△5四角が気になっていました。ソフトの評価値+232で互角。

△7六歩と打ってからの△5四角で、先手の飛車が逃げてから△7六歩が狙いです。

△5四角以下、▲8六飛△同飛▲同歩△7六歩▲8五桂△6五桂で、ソフトの評価値-39で互角。

先手は▲8六飛と飛車交換が狙いですが、交換後に△7六歩▲8五桂△6五桂と桂馬の跳ね違いの展開です。

次に△7七歩成があるので、これで先手が悪いという考えだったのですが、まだ勝負形だったです。

2つ有力手がありました。

1つは△6五桂以下、▲7四歩△7七歩成▲7三歩成△7八と▲6二と△同金▲8一飛で、ソフトの評価値+232で互角。

△7八にと金を残す展開で少し怖いですが、攻め合いで▲8一飛は▲4一銀以下の詰めろです。

もう1つは△6五桂以下、▲8二飛△7七歩成▲7三桂成△7八と▲6二成桂△同金▲7三銀△△7一金▲6二銀成△同金▲7三金△7一銀▲6二金△同銀▲6一角でソフトの評価値+1415で先手優勢。

こちらも△7八にと金を残す展開ですが、2段飛車から▲7三桂成と攻めるのがなかなか後手受けづらい形です。

どちらも後手がいやな展開なので、△7六歩は打たずに単に△5四角と指すみたいです。

△7六歩から△5四角の対策が分かった1局でした。