上図は、先手居飛車後手振り飛車からの終盤戦で後手が△7六歩と打った局面。ソフトの評価値+265で互角。
駒割りは、飛桂と角銀でいい勝負ですが△7六歩に取っても逃げても悪いと思って、以下の指し手は単調になりました。
本譜は以下、▲6一飛成△7七歩成で、ソフトの評価値-499で後手有利。
先手の▲6一飛成は一瞬後手玉が詰んだ読み筋が浮かんで、秒読みでもあり指したのですが、ぱっと見で後手玉が詰むか詰まないかと言われたら角や銀の斜めの駒がないので、詰まない形と言わざるを得えません。
先手玉は△8八銀▲同金△7九金以下の詰めろなので、この流れは先手勝てないみたいです。
このあたりは直感が悪いです。
▲6一飛成では▲8八銀△6二金打▲5五桂で、ソフトの評価値+517で先手有利。

▲8八銀と引いたときに後手が△6二金打と固めると、▲5五桂で▲6三桂成を狙います。
終盤では詰む詰まないを考えた後に、一見緩いこの手を考えるというのが、なかなか浮かびづらいです。
自玉がどの程度危ないかが分かれば、慌てて攻める必要はないという感じです。
▲8八銀に△7七香だと▲7八歩で、ソフトの評価値+447で先手有利。

後手は受けに余裕があるうちに、△7七香で食いつく形も▲7八歩で受けに回ります。
以下△同香成▲同金△7七銀▲7九金打△7八銀成▲同金△7七金▲7九香で、ソフトの評価値+671で先手有利。
全く油断はできませんが、辛抱強く指す感じです。
終盤で丁寧に受けに回るのも大事と分かった1局でした。