上図は、先後逆で先手振り飛車後手居飛車の角交換の対抗形から先手が▲9七角と打った局面。ソフトの評価値+269で互角。
▲9七角は△5三銀を狙っており、△3二金寄とできません。
また▲7五歩の桂頭攻めや▲6四歩からの荒捌きも狙っておりいやな手です。
対局中はこの局面がだいぶ悪いとと悲観して、指し手も良くなかったです。
本譜は以下、△9五歩▲同歩△同香▲5三角成△同金▲9五香で、ソフトの評価値+339で先手有利。

本譜は9筋から攻めたのですが、角と銀香の2枚替えで先手駒得で先手有利のようです。
後手は△5三金が離れて、△3三桂の頭が狙われやすい形なので指しづらそうです。
この手順は良くないなと思っていましたが、作戦負けなので仕方ないと悲観していたのも良くなかったです。
△9五歩では△8四角がありました。
△8四角▲6四歩△同歩▲同角△6七歩▲同飛△6二飛▲6五歩で、ソフトの評価値+43で互角。

△8四角と辛抱する手は全く見えませんでしたが、この手は知らないと浮かびません。
△8四角は▲7五歩を防いで、先手が6筋から動いてきたときに角のラインで反撃する指し方です。
6筋から先手が動くのは少し無理気味なのかもしれませんが、先手が一方的に飛車を捌く展開になると、狙いが分かりやすく後手はいやな展開です。
先手が6筋から動いたときに後手は△6七歩が急所の1手で、▲6七同飛に△6二飛と回ります。
▲6五歩と打った局面で、2通りの指し方があります。
1つは、▲6五歩△6四銀▲同歩△7八角▲6八飛△8九角成▲6三歩成△9二飛▲7三と△9九馬▲8八銀で、ソフトの評価値+57で互角。
もう1つは、▲6五歩△同桂▲9一角成△7七桂成▲6二飛成△同銀▲7七桂△6九飛で、ソフトの評価値-55で互角。
どちらもいい勝負ですが、後の手順で指してみたいです。
▲9七角に△8四角と辛抱する手が参考になった1局でした。