上図は、先後逆で後手雁木で先手が5筋に位をとった将棋。実戦は▲3七桂だったのですが、▲4六銀と出られた時の受け方が気になっていました。ソフトの評価値-42で互角。
先手は▲8八角が浮いた状態でしかも居玉なのですが、評価値はほとんど差のない互角だったが意外でした。
先手は▲6八玉から▲7九玉と囲う指し方もあるのですが、後手の角の頭を目指して攻めにこられるもの結構いやな形です。
▲4六銀には△2二角から2通りの指し方がありました。
1つは▲4六銀以下△2二角▲3五歩△4五歩で、ソフトの評価値-162で互角。

▲3五歩の前に△2二角と引いて当たりを避けます。
以下△4五歩と反発する受け方は角交換になる筋が多いのですが、先手が▲5五歩としているので角交換になりません。
△4五歩以下▲同銀△3五歩▲同飛△8六歩▲同歩△同飛▲8七歩△7六飛▲6六歩△5五角▲3七桂△7四飛で、ソフトの評価値-143で互角。
歩越し銀には突き違いの△4五歩から先手の銀の位置を変えて、8筋から手を作る指し方です。
後手の飛が動き回りましたが、△7四飛は決していい位置ではないのでいい勝負のようです。
もう1つは▲4六銀△2二角▲3五歩△3三金で、ソフトの評価値-38で互角。

△3三金はたまに居飛車や振り飛車の両方に出る受け方で、手厚い指し方です。
守りの金の圧力は攻める方からすると、手ごわい感じです。
△3三金以下▲3四歩△同金▲3七桂△7四歩▲6八玉△3五歩▲2六飛で、ソフトの評価値-56で互角。
△3五歩に▲同銀は△同金▲同飛△1三角の間接王手飛車でソフトの評価値-415で後手有利。
▲6八玉で▲3五歩△3三金▲6八玉△3八歩で、ソフトの評価値-177で互角。
桂馬の裏側に歩を垂らしてと金を作る指し方です。
▲3五歩の前に△2二角と受ける指し方が参考になった1局でした。