上図は居飛車対振り飛車の対抗形から、後手の△3三角が△4二角とした局面。ソフトの評価値+118で互角。
対局中は△4二角と指されたらいやだなと思っていたら、案の定指されました。
△4二角は次に△6四角と出て△3七角成が狙いですが、先手は少し受けづらい形です。
本譜は以下、▲2四歩△同歩▲6六歩△3五歩▲6五歩△3六歩で、ソフトの評価値+41で互角。

▲2四歩は突き捨ててあると、後手が△6四角と出たときに▲2四飛とする狙いですが、1歩渡すと△3五歩から桂馬の頭を狙われます。
△3五歩に▲2六飛と浮いて辛抱する手はあるのですが、今度は△6四角と出た手が△3五歩で先手の角のラインを止めているので▲2四飛とすることができず、△3七角成が受けづらいです。
また▲2六飛の瞬間は飛車が働いていないので、後手から△6六歩や△9五歩のような展開になってもいやです。
▲6六歩は後手が△6四角と出づらくしたつもりも、以下△3六歩となって、ソフトは互角となっていますが先手忙しい局面です。
▲2四歩では▲4八飛がありました。
▲4八飛△3三桂▲3五歩△6四角▲3四歩△3七角成▲3三歩成△2一飛▲4九歩で、ソフトの評価値+53で互角。

▲4八飛が軽い手で▲4五桂と跳びやすくします。
△3三桂として▲4五桂に備えると、桂馬の頭の▲3五歩とします。
後手は狙いの△6四角から△3七角成としますが、その間に先手も▲3三歩成とします。
▲3三歩成に△同銀だと▲4五飛があるので、△2一飛と辛抱しますが、そこで▲4九歩で飛車にひもをつけます。
▲4九歩で▲1八飛だと△3三銀で、ソフトの評価値-243で互角。
▲4八飛に△6四角なら▲4七飛で、ソフトの評価値+61で互角。
後手も辛抱強く指すと、先手も大変ですが平手の将棋なのでやむを得ないです。
4筋に目を向ける▲4八飛が参考になった1局でした。