上図は、相掛かりからの進展で持久戦模様から後手が△6五桂▲同歩△同桂▲6六銀△6四歩とした局面。ソフトの評価値-168で互角。
対局中は次の指し手がさっぱり見えず、▲6七金右と上がったら△8六歩▲同歩△5九角の筋があるとは分かっていたのですが、他に変わる手も浮かばなかったのでそのように指しました。
本譜は以下、▲6七金右△8六歩▲同歩△5九角▲4九飛△8六角成▲8七歩△8五馬で、ソフトの評価値-309で後手有利。
馬を作らせて▲8七歩に△8五馬と引くといつでも9筋から手を作ることができるので、先手良くなかったです。
先手は攻める方はどうかですが、あまり駒が前に出ていないので難しそうです。
馬を作らせる展開だったら、▲4九飛では▲2八飛の方が良かったようです。
▲2八飛△8六角成▲7七桂で、ソフトの評価値-138で互角。

先手は馬を作らせて守りの桂馬を自分から交換する指し方で、玉を弱くしているような感じもしますが、桂馬が入れば▲5六桂を狙います。
以下、△9五歩なら▲8七歩△7七桂成▲同金寄△8五馬▲5六桂で、ソフトの評価値-218で互角。
このような展開だったら、馬を作らせてもいい勝負だったようです。
最初に戻って馬を作らせない指し方だと、▲7九玉△8一飛▲6八金右△8六歩▲同歩△同飛▲8七歩△8一飛で、ソフトの評価値-323で後手有利。

一見馬を作らせずに辛抱する指し方の方が手堅いかと思っていたのですが、先手から動く手がなく、後手から△9五歩や△2五歩や△2五桂など手があるので、後手有利みたいです。
馬を作らせて局面を打開するのが参考になった1局でした。