穴熊で角と金を交換

上図は、先手居飛車後手振り飛車の対抗形からの進展で、後手が△9五歩と端歩を突いた局面。ソフトの評価値+571で先手有利。

角と飛桂の交換で先手駒損も、穴熊で先手玉が固いので先手有利です。

ただし後手の△9五歩は先手から見ればいやな手です。

▲9五同歩とすると後手の持ち駒に歩が3枚あるので、△9七歩から端を攻められて大変です。ソフトの評価値+136で互角。

本譜は以下、▲2三角△4八飛▲4九歩△同飛成▲1二角成△同香▲5三角成△6三歩で、ソフトの評価値-12で互角。

先手は▲2三角の両取りに△4八飛と打たせて、2段目の飛車の位置をずらす▲4九歩から角と飛車を交換して▲5三角成としましたが、△6三歩で思っていたほど大したことがなかったです。

△6三歩では△6三金引と思っていたのですがそれは、▲同馬△同金▲2二飛で、ソフトの評価値+159で互角。

このあたりは形勢の見方が楽観的だったか、実戦は結構大変です。

▲2三角では▲2三とがありました。

▲2三と△5二飛▲6一角△5一飛▲7二角成△同銀▲6二金で、ソフトの評価値+372で先手有利。

▲2三とは後手玉と反対側に行くので、全く考えてなかったです。

後手は△5二飛と逃げますが、▲6一角から角と金を交換して▲6二金と張り付くのは、持ち駒が少ないせいもあり少し指しづらいです。

ただし先手が穴熊なので、後手玉を薄くしておいた方がいいみたいです。

▲6二金以下△4三歩▲5一金△4四歩▲5二金△6一歩▲6二歩で、ソフトの評価値+820で先手優勢。

先手の▲6二金からの金の活用は少し重い形ですが、▲6二歩と確実に後手玉に迫る形なので先手指せるようです。

穴熊で角と金を交換する指し方が参考になった1局でした。