上図は、居飛車対振り飛車の対抗形から▲5六桂と打った手に対して、△6四金が△6三金と引いた局面。ソフトの評価値+142で互角。
駒割りは角銀と飛桂の交換でいい勝負です。ただし、対局中はそれまでの手の流れで先手が少し指しづらいのかと思っていました。
本譜は以下、▲1一飛成△4六歩▲4九飛△3七角で、ソフトの評価値-91で互角。

▲1一飛成は香車を取る手で普通ですが、△4六歩の垂らしが次に△4七歩成▲同金△3八角を狙っていて▲4九飛と受けたのですが、△3七角が次に△3八銀があるので、先手が忙しくなったようです。
▲1一飛成では▲4九飛もあったようです。ソフトの評価値-107で互角。

▲4九飛だと飛成が受からないので、こちらの方が実戦的だったかもしれないです。
先手が2枚飛車で攻めると後手も大変です。
ただし、▲4九飛には△3七角▲4二飛成上△5九角成で、ソフトの評価値-79で互角。
後手は銀を渡すと▲7一銀の筋があるので攻めに制約がありますので、△6二銀と受ける形になりそうです。
先手は▲1一飛成と香車を取ってから▲6五香のような感じで、大駒の活用から狙いが分かりやすかったように思えます。
やはり大駒の活用は局面の形勢に大きく影響します。
▲4九飛が指せるかどうかで展開が全く違ってきます。
直感で飛車の活用に目がいくのが大事だと分かった1局でした。