盤面全体をよく見る


上図は、居飛車対振り飛車の対抗形からの進展で▲6五香と打った手に後手が△6三金が△7三金寄と逃げた局面。ソフトの評価値-104で互角。

対局中は、後手の△3八銀が見えているので先手が苦し紛れに▲6五香と打った感じだったのですが、評価値は互角だったのが驚きました。

本譜は以下、▲6一龍△3八銀▲8九飛△4七歩成で、ソフトの評価値-787で後手有利。

▲6一龍は次に▲6二香成を見た手ですが、後手が△3八銀から△4七歩成とと金を作って金を取れる形になれば後手優勢です。

▲6一龍では▲7三桂成△同銀▲6四桂がありました。ソフトの評価値-44で互角。

なぜか普通に▲7三桂成と金を取る手が全く見えておらず、秒読みだったとはいえ、このあたりの原因は自分でもよく分かっていません。

金を取ってから▲6四桂と跳ねて勝負します。

▲6四桂には△同銀▲同香に後手が攻める手もあるのですが、実戦的には後手やりづらい感じなので、△7一金と引きますがそこで▲2七金で、ソフトの評価値+210で互角。

盤面全体を見ないと▲2七金は浮かばないですが、角を取る形にして手を繋げます。

▲2七金に△4八銀なら、▲3七金△4九銀不成▲7一龍△同玉に▲7二金△同銀▲同桂成△同玉▲6一角以下詰み。

これはうまく行きすぎですが、何気に▲6五香が働いています。

▲2七金には△6三歩▲3七金△6四歩▲4六飛で、ソフトの評価値+248で互角。

飛車が活用できる展開になれば、本譜とは全く違っていました。

なお、▲2七金では▲6三金と張り付いて▲7一龍を狙う手もあるのですが、△6一歩と受けられてソフトの評価値-249で互角。

意外とこの展開は金が重くて大変なようです。

盤面全体をよく見るのが大事と分かった1局でした。