上図は、先後逆で横歩取り青野流から△7六飛に▲7七桂と跳ねた局面。ソフトの評価値-108で互角。
△7六飛に▲7七角が多いのですが▲7七桂は対局では初めて指された手で、全く対応が分かっていませんでした。
大会のこの局面で時間を使っても結論は出ないので、勢いで指しました。
本譜は以下、△2六歩▲2八歩△7四飛▲同飛△同歩▲3七桂△8七歩▲同金△6四歩で、ソフトの評価値+136で互角。

本譜は△2六歩と垂らして▲2八歩と受けさせてから飛車交換の筋にしたのですが、▲3七桂が次に▲4五桂から▲6五桂があるので△6四歩と受けました。
ただし、いかにも後手は指し慣れていない感じの手で後手がだいぶ悪いのかと思っていたのですが、評価値が互角だったのが驚きました。
△2六歩は角交換の可能性があるなら有効ですが、▲7七桂と跳ねているので角交換にはなかなかなりません。
△2六歩では△5五角がありました。
△5五角▲8四飛△8二歩▲6五桂で、ソフトの評価値-205で互角。

△5五角は初めて見た手でしたが、横歩取りを選択するなら知っておかなければならない手だと思います。
このあたりの定跡は、全く知らないことが多すぎです。
ただし、本で見たり棋譜を見ただけの感覚と実戦の感覚とは多分違うので、指さないことには分からないという感じです。
▲6五桂に△1九角成なら▲1一角成で、ソフトの評価値+254で互角。
▲6五桂に△8八角成なら▲同飛△5五角▲7七歩△3六飛▲2八歩△3八歩△同金△2八角成▲3七歩△2九馬▲3六歩△3七歩で、ソフトの評価値+153で互角。
▲6五桂では▲2八歩と指す手も有力です。
▲2八歩に後手は、△7四歩とか△7二金のような感じです。
横歩取り青野流の▲7七桂の変化が少し分かった1局でした。