上図は、先後逆で先手三間飛車後手居飛車穴熊の対抗形で、先手が▲1六歩と端歩を突いた局面。ソフトの評価値-159で互角。
穴熊では端歩を受けると、将来先手からの端攻めが1手早くなるので受けないことが多いのですが、本局は受けてみました。
本譜は以下、△1四歩▲4七金△5一金▲4五歩△4一金右▲4六銀△3二金上▲3五歩△同歩▲同銀で、ソフトの評価値-164で互角。

穴熊で端歩を受けたから勝敗に直結するということはなく、ソフト的にはここまで互角で評価値はほとんど変わっていません。
先手は4筋の位をとってから3筋の歩を交換して▲3五同銀としました。
この形だけ見ると△5三銀が少し使いづらいようですが、評価値には影響していないのが少し意外でした。
本譜は以下△3三歩で、ソフトの評価値-64で互角。

ここで△3三歩と先に受けたのですが、評価値が100点くらい下がっています。
悪い手ではなさそうですが、ソフト的には3番目の候補手のような感じです。
△3三歩を打つと穴熊は安全になりますが、後手が少し損をしている感じです。
△3三歩で△7四歩▲3四歩△5一角▲7五歩△同歩▲6八角△7二飛▲4六角△7三角で、ソフトの評価値-234で互角。
先手が▲3四歩と拠点を作って7筋から動いてきた場合ですが、△7三角で互角のようです。
先手は▲3五銀が浮いていますが、働く駒になるか遊び駒になるかが今後の展開に影響しそうです。
この展開になれば後手は将来的に3筋の歩は攻めに使えそうです。
△3三歩と受ける必要はなかったと分かった1局でした。