相掛かりでの横歩取り

上図は、先後逆で相掛かりからの進展で先手が▲3七桂と跳ねた局面。ソフトの評価値+2で互角。

先手は▲2五飛の中段飛車で▲3七桂と積極的な駒組みに対して、後手がどのように指すかの局面ですが、本譜の進行はあまり良くなかったようです。

本譜は以下、△7三桂▲2四歩△同歩▲同飛△2三歩▲7四飛△6二金▲2四歩で、ソフトの評価値+49で互角。

先手は▲2四歩から▲7四飛と後手の△7四歩をとってから、▲2四歩と合わせてきたのですが、△同歩▲同飛△2三歩▲2五飛で、ソフトの評価値+129で互角。

先手は1歩得になって持ち駒が2歩になったので、以後1筋から手を作る展開になりました。

このあたりは、後手の指し方がおとなしすぎたかもしれません。

▲7四飛としてから▲2四歩と合わせた手に対しては、△8三銀▲7六飛△2四歩で、ソフトの評価値-1で互角ですが、後手の陣形は崩れた形であまり好んで指す指し方ではなさそうです。

△7三桂では△8六歩があったようです。ソフトの評価値-32で互角。

先手が▲3七桂と跳ねた形なので▲3六歩が浮いていることから、△8六歩と合わせる手から△3六飛と歩を取るのが狙いです。

△8六歩▲同歩△同飛▲8七歩なら、△3六飛で、ソフトの評価値-114で互角。

この変化は互角とはいえ、後手の方が評価値が高いですが、1歩得は少し得と見ているみたいです。

△8六歩▲同歩△同飛▲7六歩なら、△3四歩▲7七桂△7六飛▲8五飛△8四歩▲同飛△8三歩▲8七飛△7三桂で、ソフトの評価値+68で互角。

変化手順の▲7六歩に△同飛なら▲8五飛△8三歩▲8七飛△7三桂で、ソフトの評価値+167で互角。

どの変化も難しいですが、△3六飛とか▲7四飛とか歩を取る狙いの将棋になりそうです。

相掛かりでの横歩取りが参考になった1局でした。