一旦受けに回って攻め合い


上図は、先後逆で横歩取り青野流からの進展で先手が▲6五桂と跳ねた局面。ソフトの評価値-616で後手有利。

対局時は飛桂と角での交換での桂得で少し後手が指しやすいかと思っていたのですが、後手歩切れで先手から▲1一角成や▲4三角成の筋があり、結構受けづらい形です。

また先手玉はまだ固くて寄せの形は見えないです。

本譜は以下、△6五同香▲同金△1七龍▲4三角成△同玉▲1一角成で、ソフトの評価値-145で互角。

後手は受ける形が見えなかったので、△6五香から△1七龍と催促したのですが、▲1一角成まで進むと次の▲2一馬が受けづらく後手玉が薄いので後手大変です。

△6五香では△3三桂打があったようです。ソフトの評価値-671で後手有利。

△3三桂打は▲1一角成を受けた手ですが、全く見えていませんでした。

△3三桂打に▲4三角成なら、△4三同玉▲4四金△3二玉▲5三桂成△4六歩▲同歩△1七龍▲4三成桂△4一玉▲4八銀△5六歩▲3三金△5七歩成▲同銀△5六歩で、ソフトの評価値-2704で後手勝勢。

後手は先手の攻めを一旦受けに回るも、△4六歩が先手玉のコビンを狙った急所みたいで、以下△6三香と△1七龍の形を活かした△5六歩が筋です。

△3三桂打に▲3五歩なら、△4六歩▲同歩△1七龍で、ソフトの評価値-1478で後手優勢。

後手は完全に受けに回るのでなく、必要な受けだけすれば△4六歩から△1七龍の活用が急所みたいです。

一旦受けに回って攻め合いが参考になった1局でした。