飛車には飛車の▲5八飛


上図は、先手居飛車穴熊後手三間飛車の美濃囲いからの進展で後手が△6四銀と上がった局面。ソフトの評価値+251で先手有利。

先手玉の守りは完成しているので、ここから先手が動いていく局面です。

本譜は以下、▲2四歩△同歩▲同角△2二飛▲2五歩△5五歩▲同歩△5二飛▲5八飛で、ソフトの評価値+13で互角。

先手が▲2四歩から動いてきたときに、後手が△5五歩から捌いてきました。

△5五歩には▲3三角成の方が良かったようでしたが、本譜は▲5五同歩としました。

△5五歩に▲同歩だと△5二飛が手筋で、飛車には飛車の▲5八飛になります。

本譜は以下、△2四角▲同歩△4九角▲2八飛△5六歩で、ソフトの評価値+16でお互角。

5筋に空間があくと後手から△5六歩と垂らしの歩があります。

後手はこれが狙い筋で次は△5七歩成があるので、それを受けないといけないので結構うるさい形です。

5筋に歩を使わせないようにするなら、▲2八飛では▲5九飛がありました。ソフトの評価値±0で互角。

感覚的に▲5九飛だと△3八角成から馬を作られて飛車がいじめられそうで、さらに5筋にと金ができると飛車にあたるような展開がいやだったのでやめたのですが、▲5九飛は意外でした。

▲5九飛△3八角成▲4三角で、ソフトの評価値+70で互角。

▲4三角が意外と厳しいようでいい勝負みたいです。

仕掛けからこのあたりの数手は、結構難易度が高いです。

飛車には飛車の▲5八飛が参考になった1局でした。