上図は、角換り腰掛銀からの進展で後手が△4六歩と垂らした局面。ソフトの評価値+159で互角。
対局時は先手が2歩持ち駒にして指しやすいと思っていたのですが、△4六歩が意外とうるさく次の手に悩みました。
本譜は以下、▲2八飛△5二玉▲6六歩△4一飛▲4五歩△5五銀左で、ソフトの評価値-143で互角。

▲2八飛と上がったのは、将来▲5六銀がいなくなると△4七歩成▲同金△3八角や銀を防いだ手ですが、この手はあまり良くなかったようです。
▲2八飛としても△3九角や△3九銀の筋があります。
1手をかけて▲2八飛とするほと価値のある手かが疑問です。
後手は△5二玉から△4一飛から△5五銀左とぶつけてくるのが迫力があり、後手玉は薄くてもバランスが取れています。
このあたりはすでに先手が少し指しづらそうです。
本譜は以下、▲8三角△5六銀▲7四角成△6三金▲5六馬△3九角で、ソフトの評価値-468で後手有利。

先手は▲8三角から馬を作って自陣に引いて使うも、後手の△3九角が気づきにくいいい手でした。
△3九角では△3九銀が自然ですが、▲1八飛△4八銀成▲同飛△4七金▲1八飛で、ソフトの評価値-84で互角。
△3九銀からの手順は△4七金が重たくていまひとつです。
△3九角以下、▲3八飛△4八角成▲同飛△4七銀▲同馬△同歩成▲同飛△2七角で、ソフトの評価値-448で後手有利。
△3九角からの手順は△4七銀が馬と飛車取りで後手がいいです。
結局、本譜の進行は▲2八飛が活きた手順になっていません。
▲2八飛と浮いて受けた手が受けにならなかった1局でした。