上図は、角換り腰掛銀からの変化手順で▲7九玉とした局面。ソフトの評価値+167で互角。
▲7九玉で実際の対局では▲2八飛でしたが、あまり良くなかったです。
▲7九玉に後手は△4六歩を活かした手として△5五銀左と△6五銀があります。
後手玉は薄いため、両方ともタイミングとしては少し無理筋っぽい感じはしますが、先手もいやな筋です。
▲7九玉に△5五銀左なら、▲同銀△同銀▲4五角で、ソフトの評価値-153で互角。

銀交換して▲4五角と打つのはたまに出てくる筋ですが、思ったほど評価値が上がっていません。
▲4五角△5四銀▲3四角△4七歩成▲2三角成△同金▲同飛成△4八とで、ソフトの評価値-185で互角。
先手踏み込んで攻めていますが、結構大変です。
この局面では▲4五角でなく▲6三銀などの別の手を考えた方がいいかもしれません。
▲7九玉に△6五銀なら、▲4五銀△同桂▲同桂△4七歩成▲6三銀で、ソフトの評価値+352で先手有利。

△6五銀は桂馬の跳ねれるところに銀が出るので、あまりいい筋ではないですが後の△4七歩成を狙った手です。
この場合は銀交換して▲6三銀で先手が指せるようです。
▲6三銀に△6一金と引く筋はたまに出ますが、この場合は▲4四角があります。
▲6三銀△6一金▲4四角△8六歩▲同歩△4八と▲5三角成△4一玉▲2二歩△同金▲4三歩△3一銀▲2四歩△同歩▲同飛△2三歩▲3四飛で、ソフトの評価値+1563で先手優勢。
先手は金損ですが、大駒の働きが良くて先手優勢です。
これらより▲6三銀があれば、後手は△5二玉の形で▲6三銀を防いでから△5五銀左などを狙う展開になりそうです。
銀交換して▲6三銀が参考になった1局でした。