トーチカの大駒の使い方


上図は、先後逆で先手四間飛車に後手トーチカからの進展で、▲5六歩と突いた局面。ソフトの評価値+168で互角。

先手は次に▲5五歩を狙っていますので、後手はそれまでにどうするかという局面です。

本譜は△8六歩▲同歩△2四歩▲5五歩で、ソフトの評価値+614で先手有利。

△8六歩は自然かと思いましたが、▲同歩に△7五歩もありますが、将来後手の3三の桂を使いたいと思い△2四歩を突いたのが良くなかったようで、▲5五歩で先手有利となりました。

▲5五歩以下△8六角▲8八飛△8五歩▲6六角△7三桂▲5四歩△6五桂で、ソフトの評価値+824で先手優勢。

手順の△8六角に▲8八飛~▲6六角と軽く交わして、▲5四歩と取り込むと先手がいいようです。

ただし、ここまで評価値に差がついているのは意外でした。

おそらく先手の大駒と後手の大駒の働きが先手が圧倒的に良く、後手の角は先手の質駒になっているためだと思います。

△8六歩▲同歩に△2四歩では△7五歩でどうだったかが気になっていました。

△8六歩▲同歩△7五歩▲同歩△同角▲7八飛△7六歩で、ソフトの評価値+146で互角。

この△7六歩とするのはたまに見る手ですが、▲5九角△8六角▲8八飛△8五歩▲7八飛△7二飛で、ソフトの評価値+216で互角。

この手順は、後手歩切れに対して、先手が2歩持っているので先手が指しやすいかもしれません。

△7六歩▲5九角△6六角▲7六飛△9九角成▲7一飛成△8三飛▲7七桂△8六飛▲3五歩で、ソフトの評価値+708で先手有利。

この手順は、後手に△9九角成と香車を取られますが、飛車を成って▲3五歩と桂馬の頭を狙う展開になれば先手指せるみたいです。

そのような意味かは不明ですが、最初の▲5六歩に対する後手の推奨手は△8四飛でした。ソフトの評価値+147で互角。

△8四飛に▲5五歩なら△7五歩で、ソフトの評価値+168で互角。

トーチカの大駒の使い方が参考になった1局でした。