上図は、先後逆で角換りの進展で先手が▲7七桂と跳ねた局面。ソフトの評価値-67で互角。
▲7七桂は次に▲8六飛や▲8六歩など後手陣を圧迫する指し方ですが、ここで受け方を間違えました。
▲8六飛から飛車交換すれば後手陣が薄いのでまずいとは分かっていたのですが、秒読みで読みがまとまりませんでした。
本譜は以下、△4四角▲8六飛△8五歩▲同飛△同飛▲同桂で、ソフトの評価値+368で先手有利。

このあたりの将棋のセンスがいまひとつなくて、この局面になったらまずいと分かっていても秒読みで対応できていません。
実際にはこの局面でも△7二金と辛抱するのでしょうが、△8八角成以下自滅の展開でした。
△7二金に▲6一飛なら△3一飛で、ソフトの評価値+98で互角。
△7二金に▲6一角なら△7一金▲8三角成△8九飛▲7九金△8八角成▲8九金△同馬で、ソフトの評価値+236で互角。
△4四角では△6五歩がありました。ソフトの評価値+41で互角。

△6五歩は玉のコビンを狙った手です。
△6五歩に▲8六飛なら△同飛▲同歩△6六歩▲同歩△7六角で、ソフトの評価値-1203で後手優勢。
手順の▲6六同歩で▲8二飛なら、△6七歩成▲同金△6一歩で、ソフトの評価値-342で後手有利。
さすがにこれは先手無理筋なのでできませんが、△6五歩から△6六歩は急所を突いています。
また別の手では△6五歩では△6三銀もありました。
△6三銀▲8六飛△同飛▲同歩△7二金で、ソフトの評価値+46で互角。
交換してじっと△7二金が辛抱強く指せるようになると棋力も向上すると思いますが、これを短い時間で発見できるかが大事みたいです。
辛抱強く受けるのが参考になった1局でした。