中央に厚みを作る△5五銀

上図は、先後逆で角換り腰掛銀からの進展で先手が▲4五銀と出た局面。ソフトの評価値-149で互角。

対局時には▲4五銀には△5五銀か△6三銀のどちらかと思い、△5五銀だと銀が浮いた形になって狙われやすいと思い△6三銀としました。

また▲4五銀には△4五同銀もあったようですが、この手は全く浮かびませんでした。

本譜は以下、△6三銀▲6七角△4二玉▲3四銀△同銀▲同角で、ソフトの評価値-212で互角。

先手は1歩得して銀交換の形になりましたが、筋違い角に対して後手は持ち角なので互角とはいえ少し後手が模様がいいみたいです。

ただし、実戦では模様がいいなど思っていません。

ここからの後手の指し方が難しいと思っていました。

本譜は以下、△5二玉で、ソフトの評価値-48で互角。

この手は指す手が浮かばなかったので、仕方なく指した感じですが、別の指し方がありました。

1つは▲3四同角に△3九銀。

△3九銀はたまに出る筋ですが、B面攻撃で攻め駒を攻める手です。

△3九銀▲2九飛△4九角▲4七銀△5八角成▲同銀△2八金▲3九飛△同金で、ソフトの評価値-21で互角。

この展開は後手が飛車を取りましたが、△3九金の形が重たいので、いい勝負です。

もう1つは▲3四同角に△8六歩▲同歩△5五銀で、ソフトの評価値-127で互角。

△8六歩から△5五銀は筋の良さそうな手で、△5五銀を盤上に置くことで厚みが増す感じです。

先手の角が5六や6七に引きづらい形にしています。

△5五銀に▲2五歩なら、△4六銀▲4八金△5九角で、ソフトの評価値-301で後手有利。

手順の▲4八金で▲4八銀なら、△8五歩▲同歩△同桂▲8八銀△8六歩で、ソフトの評価値-285で互角。

1歩を取って継ぎ歩にするのが面白いです。

中央に厚みを作る△5五銀が参考になった1局でした。