上図は、後手三間飛車に対して先手が居飛車穴熊からの進展で、後手が△3三角と4二の角が上がった局面。ソフトの評価値+367で先手有利。
対局中は穴熊まで組めて満足はしていましたが、有利までは思ってなくここからの指し手が難しいと思っていました。
本譜は以下、▲2四歩△同歩▲5五銀△同銀▲同角△5二飛▲5六歩で、ソフトの評価値+245で互角。

先手は2筋を突き捨てて銀交換しましたが、△5二飛に▲5六歩と打った形があまり良くなく、次に▲6一銀が狙いですが△2二飛と回られ2筋を逆用される展開になりました。
評価値は互角になっていますが、先手があまりうまく行っていない感じです。
▲2四歩では▲5五銀がありました。
▲5五銀△同銀▲同角△5二飛▲5六飛で、ソフトの評価値+310で先手有利。

この手順は実戦と似たような手順ですが、2筋を突き捨てずに銀交換して▲5六飛と5筋に飛車を回ります。
先手が5筋に飛車が回ると先手の角がいなくなると、△5六飛と飛車を取られるので▲5六飛は指しにくい手です。
▲5六飛とすると次に▲6四角△同金▲5二飛成の狙いがあります。
また先手は▲6一銀の割り打ちの銀が狙いもあります。
▲6四角と▲6一銀を両方受けるのは△7三金直があります。
△7三金直▲4三銀△5三飛▲3四銀不成△5一角▲4三銀成△6二角▲5三歩で、ソフトの評価値+759で先手有利。
最後の▲5三歩に△5一歩なら、▲4四成銀で、ソフトの評価値+854で先手優勢。
実戦では多分見えないような気もしますが、先手は▲4三銀から銀を活用して攻めるのがうまいです。
飛と飛の間に角がいても指せると分かった1局でした。