△6六歩と叩く感覚

上図は、先後逆で角換り腰掛銀からの終盤戦で、後手が△8六歩に▲同歩とした局面。ソフトの評価値-327で後手有利。

後手は角と銀の交換で駒得も、先手に龍を作られているのでいい勝負です。

対局中は後手有利など思ってなく、いい勝負かと思っていました。

本譜は以下、△4九角▲7八銀で、ソフトの評価値+385で先手有利。

後手は△4九角と打って先手に持ち駒を1枚使わせようと思ったのですが、この手があまり良くなかったようです。

1枚使わせることで、逆に先手玉がしっかりしたという感じです。

実戦は以下、△8七歩に▲4五桂だったのですが、▲4五桂では▲6四歩△同銀▲6三歩△同金▲7二銀で、ソフトの評価値+522で先手有利だったようです。

△4九角では△6六歩がありました。

△6六歩に▲同金なら、△3三角打▲2一龍△8六角▲同銀△6六角で、ソフトの評価値-176で互角。

△6六歩に▲同銀なら、△4四角▲2一龍△8六角▲8七歩△5九角成▲7八金△6八歩で、ソフトの評価値-575で後手有利。

△6六歩に▲6八金なら、△5五角▲2一龍△6五桂で、ソフトの評価値-299で互角。

どの変化も大変ですが、1本△6六歩と叩くのが筋でした。

その手には先手はどのように対応してもいやな形になります。

△6六歩に対する先手の手に、後手が角を打つ場所をいろいろと変えているのが興味深いです。

このあたりの感覚は、よく分かりません。

ただ短い時間でも△6六歩と叩く感覚は大事だと分かった1局でした。