上図は、後手雁木模様からの進展で後手が△3六銀と2五の銀が出た局面。ソフトの評価値+581で先手有利。
対局時は先手指しやすい感じはしていましたが、具体的にどのように指せばいいかが浮かびませんでした。
本譜は以下、▲4六銀上△2六馬▲3七歩△4五歩▲3六歩△4八馬▲同金△5九飛で、ソフトの評価値-31で互角。
飛車と角の交換で△5九飛と打たれると、先手有利はなくなった感じです。
▲4六銀上では▲3六同銀がありました。
▲3六同銀△同馬▲2二歩で、ソフトの評価値+507で先手有利。

一番自然な▲3六同銀がなぜか対局時は全く見えていませんでした。
その後の▲2二歩はその前くらいには浮かんではいたのですが、▲3六同銀の組み合わせでは抜けていました。
▲2二歩に△5四歩なら、▲2一歩成△5五歩▲1一と△5四馬▲7七銀△6五銀▲4六香で、ソフトの評価値+625で先手有利。
この手順は銀と桂香の2枚替えで先手有利です。
▲2二歩に△同金なら▲6五角で、ソフトの評価値+858で先手優勢。

▲2二歩に△同金で4三の金が浮いた状態で、▲6五角と打ちます。
▲6五角に△5四歩なら、▲8三銀△同飛▲同角成△5二銀▲6六銀で、ソフトの評価値+1623で先手優勢。
手順の△8三同飛で△7一銀打なら、▲8二銀成△同銀▲8四飛で、ソフトの評価値+1316で先手優勢。
▲6五角に△5四銀なら、▲同銀△同馬▲同角△同金▲4三銀で、ソフトの評価値+1120で先手優勢。
▲2二歩から▲6五角の組み合わせが良くて、先手指せていたようです。
手筋の▲2二歩が参考になった1局でした。