1手ためる感覚

上図は、先後逆で後手が△6四角と打った手に▲3七桂と跳ねた局面。ソフトの評価値+235で互角。

対局中はあまり△6四角と打っても攻め手が見えにくいので指したくはなかったのですが、他の手が浮かばなかったので指した感じです。

後手は△6四角と自陣角を打ってしまったので、あまりゆっくりとした展開にはできません。

ここからの数手は少し単調すぎました。

本譜は以下、△7五角▲8九飛△4五桂で、ソフトの評価値+369で先手有利。

この攻めの何が単調かというと、歩を使っていないので、力の入った攻めになっていません。

△7五角も宙に浮いたような形でぱっとしませんし、逆に先手から狙われやすいです。。

秒読みの将棋とはいえ、手があまり見えていない感じです。

△7五角では△7四歩があったようです。ソフトの評価値+204で互角。

△7四歩に▲同歩だと△8六角で飛車をとられるので、▲7四同歩はありませんがそれにより後手は1歩得になります。

持ち駒は歩1枚が2枚になると戦力が増します。

歩を取るのにも△7五角と△7五歩の2種類あるので、攻め手が広がる感じです。

ただ△7四歩と突いても形勢は互角です。

△7四歩以下、▲6六歩△4五桂で、ソフトの評価値+151で互角。

▲6六歩は先手玉のコビンがあいて、少し怖いところもあるのですが、後手の△6四角をいじめる狙いで▲6六歩から▲6七銀となると先手は安定します。

▲6六歩と突いたのを見て△4五桂と跳ねます。

▲同桂△同銀▲3七桂△5四銀で、ソフトの評価値+243で互角。

桂馬の交換の後先手が▲3七桂と打ちましたが、後手からの△1九角成と△3七歩の両方を受けた手です。

先手が桂馬を自陣に使ってくれたので、後手は△5四銀と引きます。

これでまだこれからの将棋ですが、後手は持ち駒に桂馬が入ったので、また手を広げていく感じです。

1手ためる感覚の△7四歩が参考になった1局でした。