飛車を渡すと詰む形

上図は先手居飛車後手振り飛車の終盤戦の変化手順で、先手が▲7三歩と打った局面。ソフトの評価値-118で互角。

実戦では▲7三歩で▲9二歩と打ったので、▲7三歩は変化手順です。

▲9二歩では▲7三歩と打ちたかったのですが、その場合の後手の対応が分かりませんでした。

▲9三歩は、次に▲7二歩成△同金▲9三銀△同香▲同桂成△同玉▲9一龍△9二桂▲9四歩△同玉▲9二龍以下の詰めろです。

▲7三歩に対して△6三銀▲同龍△同馬▲6一龍△9七銀。

△6三銀に▲同龍から▲6一龍の筋は飛車を渡すので先手玉は詰んでもおかしくないと思っていましたが、読み切れていませんでした。

△9七銀以下▲同桂△同歩成▲8九玉△8八香。

△8八香に▲同銀なら、△7八香成▲同玉△8八と▲同玉△7六桂打以下詰み。

△8八香に▲同金なら△同と▲同銀△6九飛▲7九香△同香成▲同銀△7七桂▲7八玉△8九角▲8八玉△7六桂▲同銀△7九飛成▲同玉△7八金まで。

△8八香に▲7九玉は、△8九飛▲6八玉△5七角▲同金△同歩成▲同玉△5九飛成▲5八歩△5六歩▲同玉△5八龍以下詰み。

△8八香では、△6九飛でも詰みです。

△6九飛▲7九銀△9八角▲同香△同と▲同銀△同香成▲同玉△9五香▲9七歩△同香成▲同玉△9六香▲8八玉△9七銀▲8七玉△9五桂まで。

いろんな変化はありますが、△8四桂と△6三馬と△5四金がいるので上部に逃げる形にならないです。

飛車を渡すと詰む形と分かった1局でした。