桂馬の頭の受け方

上図は、相掛かりからの変化手順で後手が△7四歩と突いた局面。ソフトの評価値+153で互角。

実際の対局では▲6八銀を上がるのを遅くして、▲4五銀と出る形にして攻め味を見せたのですが、▲4五銀とせずに▲6八銀は△7四歩は次に△7五歩が受けづらいと思って指せなかったです。

しかし▲6八銀は候補手の1つに上がっていたので、そのあとの先手の指し方が気になっていました。

△7四歩以下、▲6六歩△7五歩▲6七銀△9四角で、ソフトの評価値+341で先手有利。

△7五歩からの攻めを防ぐのは▲6六角はありますが、それ以外だと▲6六歩しかありません。

▲6六歩は先手玉のコビンがあくので、少しいやな形ですが▲6七銀まで組めると安定します。

△9四角と打たれるのが先手のいやな筋で、これで受けづらいと思っていたのですがこれで先手有利には驚きました。

△9四角以下、▲9五歩△7六角▲5六角で、ソフトの評価値+358で先手有利。

▲9五歩と突いて△7六角とされると、先手悪いのかと思いきや▲5六角がありました。

▲5六角も少し見えづらい手です。

▲5六角に△8七角成なら、▲8三歩△7八馬▲同銀△7二飛▲8九飛で、ソフトの評価値+631で先手有利。

△8七角成に▲8三歩で先手有利と読みを打ち切りそうですが、△7八馬▲同銀に△7二飛が少しいやな手です。

△7二飛には▲8九飛がありました。

次の▲8二歩成が少し受けづらいので先手有利ですが、玉が少し薄くなるので指しづらいかもしれません。

▲5六角に△8四飛なら▲8九飛で、ソフトの評価値+356で先手有利。

△8四飛は▲8三歩をかわした手ですが、▲8九飛で先手有利のようです。

ただし先手から▲7六銀とすると△同歩で2枚替えになるので、▲8六歩から▲8五歩のような感じです。

どちらの手順も先手有利のようですが、玉が薄いので力のいる指し方だと思います。

桂馬の頭の受け方が参考になった1局でした。