上図は、後手三間飛車に対して先手居飛車穴熊からの進展で、後手が△8五桂と7三の桂馬を跳ねた局面。ソフトの評価値+430で先手有利。
対局中は、先手の飛車が働いて後手歩切れなので先手まずまずかと思っていましたが、ここから先手がどのように手を繋げていくかが難しいところです。
本譜は以下、▲8五同銀△同歩▲5八飛△6六銀で、ソフトの評価値+346で先手有利。

▲5八飛は桂馬が入れば▲5六桂が狙いですが、後手は受ける手がないので△6六銀です。
実戦では当初の予定では▲5六桂と打つつもりが、角は逃げた方がいいと思い予定変更で▲5九角としたのですが、▲5九角△4六歩▲同歩△5五銀引▲4七桂△4六銀以下、飛車は成れたのですが駒損で先手悪くなりました。
特に▲4七桂は悪く、このあたりの指し手は全くだめでした。
△6六銀には▲5六桂があったようです。
▲5六桂△7七銀成▲同桂△5五角▲6四歩で、ソフトの評価値+407で先手有利。
普通に▲5六桂と打って、△7七銀成には先手玉が少し薄くなりますが▲7七同桂として、将来▲8五桂や▲6五桂の筋があれば、先手の攻めも迫力があったです。
手順の▲6四歩を叩けるのも大きいです。
別の手順では▲5八飛とするところで、▲6六歩とする手もあったようです。ソフトの評価値+526で先手有利。

この▲6六歩も対局時には少し見えたのですが、指しきれなかったです。
▲6六歩に△5五銀なら▲6五歩で、ソフトの評価値+1844で先手優勢。
▲6六歩に△5五角なら▲同飛△同銀▲6七桂で、ソフトの評価値+481で先手有利。
▲6六歩△同歩▲同飛△5五角▲5六桂で、ソフトの評価値+329で先手有利。
どの手順も後手の玉と飛車の位置が悪く、角で狙われそうです。
桂馬と歩を使った攻め方が参考になった1局でした。