角交換型の石田流の攻防


上図は、角交換型の石田流で後手が△4四同歩と角を取った局面。ソフトの評価値+79で互角。

次に後手から△2七角と打たれると▲3八銀に△5四角成と馬を作られると、後手が盤石になります。

それを防ぐため本譜は▲3八銀と引いたのですが、ソフトの評価値-12で互角。

この指し方もあったのですが、別の手で▲3四角もあったようです。

▲3四角△2六飛で、ソフトの評価値+95で互角。

▲3四角は桂取りでもあるのですが、▲6一角成の筋もあります。

△2六飛で△2四歩なら、▲6一角成△同銀▲5一飛△5二角▲同飛成△同銀▲6二金△7二飛▲同金△同玉▲3八銀で、ソフトの評価値+41で互角。

実戦的にはまだ大変ですが、後手は飛車を渡すのはいやな形です。

△2六飛は▲2五角を受けるだけでなく、△2九飛成も狙っています。

先手は▲3八銀と受けたいのですが、歩切れで後で▲2七歩と受ける形にならないので、▲3九金と受けます。

▲3九金△2八角で、ソフトの評価値+22で互角。

△2八角も厳しい手で▲同金△同飛成▲4三角打△7一金▲2五角△2九龍という展開になりそうで、まだこれからの将棋です。

このような激しい展開は全く見えていませんでした。

角交換型の石田流の攻防が参考になった1局でした。