上図は、相居飛車で先手が▲4六歩とした手に対して後手が△5四金と4三の金が出た局面。ソフトの評価値+100で互角。
△5四金と4段目に金が早い段階で上がるのはめずらしく、対応に悩みました。
ここから▲6六歩と指したのですが、少しずつ先手が悪くなっていきました。https://shogiamateur.com/wp-admin/post.php?post=9072&action=edit
ここは先手の角を守るよりも4筋で手を作る方が良かったようです。
▲3七桂△6五金▲4五歩で、ソフトの評価値+128で互角。

このタイミングでの▲3七桂は見えてなかったです。
先手は▲3七桂と跳ねて後手の△4五歩に備えます。
後手は△6五金と先手の角を狙ってきますが、そこで▲3七桂を跳ねた効果で▲4五歩と仕掛けます。
△4五同歩なら▲4五同桂△7七角成▲同桂で、ソフトの評価値+334で先手有利。
この手順は、先手の2枚の桂馬が働いてしかも金取りと後手の5三の地点が薄いので先手指せそうです。
▲4五歩以下△8六歩▲同歩△7六金▲4四角△8六飛▲8八歩で、ソフトの評価値+168で互角。

後手は△6五金から飛車の活用で8筋を攻めてきましたが、▲8八歩で局面がおさまっていい勝負です。
ここから後手が動いてくる筋で、△4四角▲同歩△4七歩▲同銀△5五角には▲4八金△8八角成▲8七歩△同馬▲同金△同飛成▲9八角△7八龍▲6九角で、ソフトの評価値+770で互角。
この手順は後手に△8八角成と成らせて▲8七歩と受ける筋で、受け損なったら危険な受け方ですが、後手の△7六金の位置が悪く先手有利です。
▲4八金では安全に指すなら、▲1五角△4二銀▲7七銀△同金▲同金という受け方もありそうです。
ただしどちらにしろ後手が少し変則的な指し方をしているので、先手もあまり見慣れない形の受け方になるのはやむを得ないのかもしれません。
4段目の金の受け方が分かった1局でした。