上図は、相掛かりからの進展で後手が△9四歩とした局面。ソフトの評価値-504で後手有利。
駒割りは角桂と金2枚でほぼ互角ですが、2九の飛の活用がいまひとつなのと、後手の持ち駒が豊富なので後手有利のようです。
対局中は飛車が使いづらいので、2二の成香の遊び駒を活用するしかないと思っていました。
本譜は以下▲3二成香△8四香で、ソフトの評価値-723で後手有利。

先手の▲3二成香に対して、後手の△8四香が厳しかったです。
いつでも次に△8七香成の狙いががあり、後手陣が手厚くなったのでさらに先手が悪くなった感じです。
▲3二成香では▲8五金があったようです。ソフトの評価値-564で後手有利。

▲8五金は攻防の1手で次に▲7四金が狙いです。
▲8五金に△8四香なら▲7四金で、ソフトの評価値+1269で先手優勢。
この手順では△8四香に▲同金△同飛▲8五香のような手もありますので、先手優勢です。
▲8五金に△6三銀打だと、▲8四金打△8二飛▲7四金上△6一角で、ソフトの評価値-667で後手有利。
△6三銀打で後手有利ですが、先手も2枚の金の圧力で玉頭戦みたいな形なので、まだまだ大変です。
戦線拡大で8筋から手を作るのは全く見えてなかったですが、▲8五金は特別に見えにくい手ではないので、やはり盤面全体を見ることが大事みたいです。
盤面全体を見るのが大事だと分かった1局でした。