上図は、角交換型の石田流からの変化手順で先手が▲5八金右とした局面。ソフトの評価値+130で互角。
実戦では▲5八金右で▲5六角だったので、▲5八金右は変化手順です。
▲5八金右はソフトの推奨手だったのですが、4九の金があまり早く5八に上がるのは、2筋と3筋が薄くなって良くないかと思っていました。
全く気がつかない指し方だったので、気になる手順を調べてみました。
▲5八金右以下、△1四角▲5六角△4四飛▲3六歩で、ソフトの評価値+328で先手有利。

▲5八金右に後手は△1四角が気になります。
△2五角~△2四飛~△4七角成が狙い筋で、2筋と3筋が薄いと大駒を交換した後に打ち込まれやすいです。
△1四角に先手は▲5六角で△4四飛に▲3六歩が少し指しづらいです。
▲3六歩に△同歩なら▲同銀△4六飛▲4七金△4四飛▲3四歩で、ソフトの評価値+752で先手有利。
この手順は少しうまく行きすぎです。
▲3六歩に△2五桂▲3五歩△3六歩▲4八金△5四飛で、ソフトの評価値+369で先手有利。

手順の▲3五歩に△3六歩と垂らすのが少しいやな手で、▲同銀だと△3七桂成▲同桂△3六角と捌かれます。
△3七桂成で△1七桂成は▲2六飛で耐えているようです。
△3六歩には▲4八金と辛抱して△3七歩成を受けます。
そこで△5四飛が少しいやな手で、次に△5六飛~3九角~4八角成~3七歩成を狙っています。
△5四飛▲5八金左で、ソフトの評価値+383で先手有利。
先手は受けるだけ受けてどこかで、▲1六歩と角を狙う感じです。
ただし実戦的にはまだ大変で、平手の将棋なので簡単にはいかないようです。
早めに▲5八金右とする指し方が参考になった1局でした。

















