薄い玉の受け方の2

上図は、横歩取り青野流からの進展で後手が△3六金と打った局面。ソフトの評価値-131で互角。

実戦では▲2五飛としたのですがこれは良くなく、以下飛車を渡す展開で苦しくなったので別の手を指すべきでした。https://shogiamateur.com/wp-admin/post.php?post=8603&action=edit

▲2五飛では2通りの指し方があって1つは▲5三桂成。https://shogiamateur.com/wp-admin/post.php?post=8637&action=edit

もう一つは▲2二飛成です。

▲2二飛成△同銀▲3八銀打△2八飛成▲同銀で、ソフトの評価値+21で互角。

対局中は、▲2二飛成が全くみえませんでした。

▲2五飛が見えるなら、▲2二飛成も見えないといけないと思いますが、盤面全体が見えていない感じです。

先手の2枚の銀が並ぶと飛車の打ち込みに強いです。

次に▲3三桂成があるので後手は△3二金で、ソフトの評価値+11で互角。

この局面は先手金損ですが、後手歩切れなので互角になっていますが、やや例外的な形です。

普通は金損すれば悪いです。

先手はここから▲8二歩と打つか、▲2三歩と打つか、▲5六飛と打つような感じです。

これなら実戦の飛車を渡して攻められる形よりはるかに良かったです。

薄い玉の受け方が参考になった1局でした。

薄い玉の受け方の1

上図は、横歩取り青野流からの進展で後手が△3六金と打った局面。ソフトの評価値-131で互角。

実戦では▲2五飛としたのですがこれは良くなく、以下飛車を渡す展開で苦しくなったので別の手を指すべきでした。https://shogiamateur.com/wp-admin/post.php?post=8603&action=edit

2通りの指し方がありましたが、1つは▲5三桂成。

▲5三桂成△同玉▲6四角△同歩▲2九飛で、ソフトの評価値-166で互角。

先手は▲5三桂成~▲6四角~▲2九飛で後手の飛車を取りましたが、飛車を取るのに角と桂馬で少し駒損しました。

この局面は、飛車と金銀桂の3枚替えなので、少し先手が駒損ですが、後手は歩切れなのでいい勝負のようです。

先手は玉が薄いので、少し駒損しても飛車を取れば少し安全になります。

▲2九飛以下、△4六桂▲6八玉△4七金で、ソフトの。評価値-179で互角。

△4六桂が鋭い手で、▲同歩なら△4七角がありますので▲6八玉としますが、△4七金と寄ってまだこれからの将棋です。

先手玉は薄いので大変ですが、▲7八玉と早逃げして▲8二歩を狙う感じです。

これなら実戦の飛車を渡して攻められる形よりはるかに良かったです。

薄い玉の受け方が参考になった1局でした。

薄い玉は飛車が厳しい

上図は、横歩取り青野流からの進展で後手が△3六金と打った局面。ソフトの評価値-131で互角。

駒割りは角と金銀の2枚替えで先手が少し駒損ですが、後手歩切れなのでいい勝負です。

後手は△3六金と打ちましたが、金の圧力で先手の2七の飛車を攻める手です。

先手玉は薄いので神経を使う将棋ですが、本譜の進行はまずかったようです。

本譜は以下、▲2五飛△3七金▲8六角△6二金で、ソフトの評価値-604で後手有利。

先手は▲2五飛と逃げたのが良くなく、△3七金をやや軽視していました。

△3七金はあると分かっていて何とかなるかと思っていましたが、厳しかったようです。

▲8六角に△6二金とされると、先手は有効な手がありません。

後手から△2八金▲同銀△7九飛成とされると先手玉が薄くもちません。

本譜は以下、▲3七角△2五飛成▲3三桂成△同桂で、ソフトの評価値-916で後手優勢。

やむを得ず▲3七角から飛車を見捨てる手順を選びました。

△3三同桂の局面の駒割りは、角と飛桂損で先手が損しておりしかも玉が薄く、後手は陣形が固く飛車2枚あるので後手優勢です。

先手がここから互角にするには、後手に疑問手を指してもらわないと無理なほど差が大きいです。

▲2五飛では2通りの指し方があったようで、次回投稿します。

薄い玉は飛車があるともたないと分かった1局でした。

難しい終盤戦

上図は、先手居飛車後手振り飛車からの終盤戦で、後手が△7六歩と打った局面。ソフトの評価値-209で互角。

駒割りは飛車と角銀で先手が少し駒損ですが、終盤戦なのであまり関係ありません。

先手の龍と飛車と8五の桂が後手玉を睨んでいますが、まだ後手玉に即詰みはありません。

先手玉もまだ即詰みはありませんが、後手は次に△7七歩成が詰めろになり、その手が間に合うと先手勝てません。

本譜は以下▲9一歩成△7七歩成で、ソフトの評価値-2134で後手勝勢。

▲9一歩成は詰めろでも何でもないので、△7七歩成で先手勝てませんでした。

▲9一歩成では▲7五香があったようです。ソフトの評価値-1058で後手優勢。

厳密に言えば▲7五香でも、後手がいいのですが勝負手としてはこれしかなかったようです。

▲7五香は▲7二香成からの詰めろなので、後手は先手玉を詰ますか自玉を受けるかのどちらかですが、先手玉はまだ詰みません。

▲7五香以下、△5一香▲7二香成△同金▲7三歩で、ソフトの評価値-99957で後手勝勢。

後手は△5一香と受けに回って、先手は▲7二香成から▲7三歩で自然な手で詰めろをかけます。

▲7三歩でソフトの評価値がで999・・と出るのは、この局面で先手玉に即詰みがあるということですが、さすがにこれは読み切れません。

▲7三歩△9七銀▲8九玉△8八銀打▲同金△同銀成▲同玉△7七歩成▲同玉△7四香▲7六銀打△同香▲同銀△8八銀▲7八玉△7九金▲8八玉△7六桂▲7九玉△8八角▲6九玉△5七桂▲5九玉△2六馬▲4八香△6八銀▲同金△同桂成▲同玉△7六桂▲7八玉△7七金▲8九玉△9九角成▲同玉△8八金まで。

長手数ですが、このレベルが頭の中で浮かぶようになればものすごい終盤力だと思いますので、少しでも近づきたいです。

特に△7九金と△8八角と△2六馬はなかなか見えにくい手です。

難しい終盤戦が参考になった1局でした。

歩を取って桂馬の頭を狙う

上図は、角換りから後手が右玉にした手に対して先手が穴熊で対抗する展開で、先手が変化手順で▲8八銀とした局面。ソフトの評価値+51で互角。

実戦では▲8八銀では▲3七桂だったので、▲8八銀は変化手順です。

▲8八銀はソフトの推奨手だったのですが、後手から8筋の歩を切られるので指せなかったのです。

▲8八銀△8六歩▲同歩△同飛▲3五歩で、ソフトの評価値+70で互角。

後手は8筋の歩を交換しますが、先手は▲8七歩とせずに▲3五歩と後手の桂馬の頭を狙います。

以下△3五同歩▲2四歩△同歩▲同飛で、ソフトの評価値+20で互角。

△3五同歩に▲2四歩が少し気が付きにくい手で、ここで▲3四歩と打つと△4五桂▲同銀△4四歩▲5六銀△8一飛で、ソフトの評価値-134で互角。

この展開もあるようですが、次に△8六歩の垂れ歩に対して、先手が歩切れなので8七に歩を打つことができないので、少しいやな形です。

よって▲3四歩と打たずに▲2四歩と2筋の歩を交換します。

▲2四飛以下、△2三歩▲2八飛△8一飛▲8七歩で、ソフトの評価値+33で互角。

この展開だと、先手は次に▲3四歩と打つ狙いがあり、しかも8筋は歩を打って守っているのでまずまずかと思います。

歩を取って桂馬の頭を狙う指し方が参考になった1局でした。

飛車を渡すと詰む形

上図は先手居飛車後手振り飛車の終盤戦の変化手順で、先手が▲7三歩と打った局面。ソフトの評価値-118で互角。

実戦では▲7三歩で▲9二歩と打ったので、▲7三歩は変化手順です。

▲9二歩では▲7三歩と打ちたかったのですが、その場合の後手の対応が分かりませんでした。

▲9三歩は、次に▲7二歩成△同金▲9三銀△同香▲同桂成△同玉▲9一龍△9二桂▲9四歩△同玉▲9二龍以下の詰めろです。

▲7三歩に対して△6三銀▲同龍△同馬▲6一龍△9七銀。

△6三銀に▲同龍から▲6一龍の筋は飛車を渡すので先手玉は詰んでもおかしくないと思っていましたが、読み切れていませんでした。

△9七銀以下▲同桂△同歩成▲8九玉△8八香。

△8八香に▲同銀なら、△7八香成▲同玉△8八と▲同玉△7六桂打以下詰み。

△8八香に▲同金なら△同と▲同銀△6九飛▲7九香△同香成▲同銀△7七桂▲7八玉△8九角▲8八玉△7六桂▲同銀△7九飛成▲同玉△7八金まで。

△8八香に▲7九玉は、△8九飛▲6八玉△5七角▲同金△同歩成▲同玉△5九飛成▲5八歩△5六歩▲同玉△5八龍以下詰み。

△8八香では、△6九飛でも詰みです。

△6九飛▲7九銀△9八角▲同香△同と▲同銀△同香成▲同玉△9五香▲9七歩△同香成▲同玉△9六香▲8八玉△9七銀▲8七玉△9五桂まで。

いろんな変化はありますが、△8四桂と△6三馬と△5四金がいるので上部に逃げる形にならないです。

飛車を渡すと詰む形と分かった1局でした。

桂馬の頭の歩を自ら突く

上図は、角換りから早い段階で先手が▲4五歩と位を取ったので、後手が右玉にして△3三桂と跳ねた局面。ソフトの評価値+25で互角。

後手が右玉にしたので先手は穴熊にしましたが、駒が左側に偏るので右側の空間に後手から角を打たれる筋を注意しなければいけない形です。

本譜は以下▲3七桂△4一飛で、ソフトの評価値+227で互角。

▲3七桂は部分的な形であるので自然な手だと思っていたのですが、ここで△4一飛を軽視していました。

△4一飛は次に△4四歩から銀と桂を捌いて、先手の4六の角を狙う指し方です。

本譜は△4一飛以下、▲4八飛△2七角▲4七銀△4四歩▲同歩△同銀▲5六歩△4五歩▲5七角△5五歩で、ソフトの評価値-279で互角。

対局中は▲4八飛に△2七角が全く見えておらず、▲4七銀とするのでは先手失敗という感じです。

以下抑え込まれて全くだめでした。

▲4八飛では▲3五歩があったようです。ソフトの評価値+212で互角。

このタイミングでの▲3五歩は全く見えていませんでした。

桂馬の頭の歩を自ら突くのは少し考えづらい手です。

▲3五歩に△3五同歩なら、▲2四歩△同歩▲同飛△3六歩▲2五桂で、ソフトの評価値+277で先手有利。

狙われやすい先手の桂馬が捌ければ、先手まずまずだと思います。

▲3五歩に△4四歩なら、▲3四歩△4五桂▲同桂△同歩▲3五角で、ソフトの評価値+272で互角。

この展開も桂馬が捌けますが、後手も角を持っているので角の打ち込みに神経を使います。

▲3五歩に△1三角なら、▲2四歩△同角▲同飛△同歩▲3四歩△2五桂▲2四角△3七桂成▲3三歩成で、ソフトの評価値+40で互角。

先手は飛桂と角の交換で少し駒損ですが、▲3三歩成とと金と作って勝負です。

どれもいい勝負で実戦的には大変ですが、本譜より明らかに良かったです。

桂馬の頭の歩を自ら突くのが参考になった1局でした。

▲3三角成が見えるかどうか

上図は、先手居飛車後手振り飛車からの進展で先手の▲5四桂に6二の金が△6三金とした局面。ソフトの評価値+146で互角。

対局中は、▲5四桂と打った手ではどのように指していいか全く分からずに指した感覚だったのでですが、そこまで悪い局面ではなかったようです。

本譜のここからの進行は、びっくりするほど悪くなっていました。

本譜は以下、▲1一龍△5五馬で、ソフトの評価値-754で後手有利。

▲1一龍は香車を取っての飛車取りなので普通の手かと思っていたのですが、△5五馬が抜群の味で次は△2四飛▲同歩△1一馬の筋があります。

△5五馬は攻防に効く形で、△9五歩や△7五歩など先手玉に手をつけることもできるので、後手がだいぶいいようです。

▲1一龍では▲3三角成がありました。ソフトの評価値±0で互角。

このタイミングでの▲3三角成が全く見えていませんでした。

今見ても▲3三角成は見えにくく、この手の種類が見えにくい棋風なのかもしれません。

▲3三角成は飛車取りと同時に△5五馬を消しています。

▲3三角成に△2五飛なら▲3四馬で、ソフトの評価値+1019で先手優勢。

この手順は▲6一馬の狙いがあるので先手優勢です。

▲3三角成に△5二飛なら▲4二桂成△5三飛▲4三馬で、ソフトの評価値+188で互角。

▲4二桂成に△5三飛が馬取りと△5七歩成を見て一瞬どきっとしますが、▲4三馬が▲6一馬を狙って互角ながら指せるようです。

▲3三角成が見えるかどうかが大事と分かった1局でした。

攻めの銀を捌かせない

上図は、先後逆で矢倉の▲4六角と△6四角の形で先手が▲3五歩とした局面。ソフトの評価値+156で互角。

▲3五歩はうまい手を指されたなという感じで、このタイミングでの▲3五歩は見えてなかったです。

次に▲3四歩と取られると△同銀▲3五歩は後手が悪そうなので、本譜は△3五同歩としたのですが、あまり良くなかったようです。

△3五歩▲同銀△3四歩▲2四歩△同歩▲同銀△同銀▲同飛△4六角▲同歩で、ソフトの評価値+440で先手有利。

銀が5段目に出て銀交換から角交換になって、先手の攻め駒の銀が捌けて持ち駒になったので先手有利です。

後手の7三の銀も少し立ち遅れているのも気になります。

後手の指し方は少しおとなしすぎたようです。

△3五同歩では△4六角があったようです。

△4六角▲同歩△6九角で、ソフトの評価値+134で互角。

先手玉が▲8八玉なので△6九角の筋はよく出るのですが、なぜかこのときは見えてなかったです。

△6九角に▲3四歩なら、△3六角成▲3三歩成△同金直で、ソフトの評価値+154で互角。

後手は△3三金直と形は少し崩れますが、△3六馬もいて手厚く構える形です。

△6九角に▲4七角なら、△同角成▲同銀△3五歩▲4五歩△6四角▲5五歩△同角▲1八飛△7四銀▲5六銀△6四角で、ソフトの評価値+181で互角。

△6四角は自陣角であるので、少し打ちづらいですが先手の飛車の動きをけん制して、△7四銀と出て8筋に圧力をかける感じです。

先手も▲1八飛と一時的に少し悪い形になりますが、5筋の歩を突き捨てて▲5六銀で出る形はまずまずでいい勝負です。

攻めの銀を捌かせないのが参考になった1局でした。

桂馬を打って直ぐに龍を切る

上図は、先手居飛車後手中飛車からの進展で後手が3七の馬を△5五馬とした局面。ソフトの評価値+258で互角。

対局中は、先手は飛車が成れていますが、後手の△5五馬が大きく少し苦しいのかと思っていました。

互角の評価値が少し意外だったですが、やはり2一の龍の力と2四の角の働きがいいのが大きいみたいです。

次の一手が全く見えず、本譜は以下▲8六歩△6二金左▲4一龍△7四歩で、ソフトの評価値-133で互角。

▲8六歩は、玉の懐を広げて辛抱しようとした手ですが特別な狙いはないのであまり良くなかったようです。。

その後の指し手の評価値は互角になっていますが、△6二金左とされたので▲5一角成と金を取る筋が無くなったのと、5五の馬の効きで△7四歩から△7五歩と先手玉のコビンを狙われる手があるので、苦しくなったと思っていました。

▲8六歩では▲4三桂があったようです。ソフトの評価値+121で互角。

▲4三桂は対局中に少し見えてはいたのですが、△4二金で駒の働きが少し重たいかと思って指せませんでした。

▲4三桂△4二金▲6一龍△同銀▲5一桂成△8四桂▲6六歩で、ソフトの評価値+241で互角。

▲6一龍~▲5一桂成の筋が全く見えておらず、▲5一桂成に△同飛なら、▲4二角成で、ソフトの評価値+541で先手有利。

▲5一桂成に△8四桂も怖い手で▲6一成桂なら△7六桂で勝負です。

先手はそれを防いで▲6六歩で互角のようです。

▲4三桂△4二金に▲同角成もあったようです。

▲4二同角成△同飛▲5一桂成△7一金▲6一金△同金▲同成桂△4四角で、ソフトの評価値+27で互角。

▲4二同角成の手の方が見えやすいですが、先手は金を張り付いてもまだ大変です。

桂馬を打って直ぐに龍を切る筋が参考になった1局でした。